リースのメリット

リースの形態によりさまざまなメリットがありますが、ここではリースの中でも最も標準的な取引形態である「ファイナンス・リース」についてのメリットをご案内します。

お客さまのメリット

資金の効率的運用と
借入枠の維持
リースをご利用になれば、多額の購入資金は必要ありません。月々のリース料をお支払いになるだけでリース物件を使用できますので、資金の固定化を防ぐことができます。
さらに、金融機関からの借入枠を維持できるため、資金調達に余裕ができます。
事務の合理化 固定資産税の申告・納付、損害保険の付保、法令に則った物件の処分などの事務手続きが省略でき、管理事務の合理化がはかれます。
経費の平準化 ファイナンス・リース取引を簡便的な会計処理とされるお客さまは、リース料を全額経費として処理できます。リースをご利用になることで、経費の平準化とコストの把握が簡易になります。
陳腐化リスクの回避 急激な技術革新にともない、機械設備の陳腐化リスクは増大する一方です。リースなら経済的使用可能年数を予測してリース期間を設定できますので、陳腐化リスクを回避して、常に最新鋭の機械設備を使用することができます。
早期償却効果 ファイナンス・リース取引を売買処理されるお客さまでも、リース料を「減価償却費」、「支払利息」として計上することで、ご契約期間によっては所有される場合に比べ早期償却ができます。
リース関連諸制度の利用 お客さまの業種・規模、あるいはリース物件の機種によって、有利な投資税制や助成制度が利用できる場合があります。詳細につきましては、別途パンフレットを用意しています。

メーカー・ディーラーさまのメリット

販売手段の多様化 リースの活用により販売手段が増え、販売促進のお役に立ちます。
計画的な販売活動 リースは契約期間が定められているため、物件の更新時期を的確に把握することができ、計画的な販売活動が可能となります。
スムーズな代金回収 浜銀ファイナンスがお客さまに代わって代金を支払いますので、代金回収もスムーズになります。

おもなリース物件

お客さまのニーズの多様化とともに、リースのフィールドも広がっています。浜銀ファイナンスは、お客さまが必要とするあらゆる機械設備をお取り扱いしています。

情報関連機器・事務用関連機器

  • コンピュータ
  • ソフトウェア
  • OA機器
  • 通信設備
  • 放送・映像設備

産業・工作機械

  • 工作機械
  • 印刷製本機械
  • 射出成型機
  • 半導体製造装置

土木建設機械

  • 油圧ショベル
  • ホイルローダー
  • クレーン
  • 杭打機
  • バッチャープラント

医療機器

  • MRI装置
  • 超音波診断装置
  • リハビリテーション関連機器
  • CTスキャナ
  • 介護用機器

商業設備

  • 包装機器
  • 洗車機
  • 厨房機器
  • POSシステム
  • 業務用クリーニング機械
  • 冷凍・冷蔵ショーケース
  • パチンコ設備
  • 自動販売機

輸送用機器

  • トラック
  • 乗用車
  • コンテナ
  • フォークリフト
  • パレット

その他

  • 理化学機器
  • ヨット・ボート
  • ゴルフ場設備機器
  • 自動倉庫システム

リースの仕組み

お客さまがメーカーや販売会社から機器設備を導入されるにあたり、浜銀ファイナンスが代わって購入し、お客さまにリースします。
お客さまはリース期間中、浜銀ファイナンスが購入した物件代金やリース期間中の固定資産税等から算出されたリース料をお支払いください。 なお、リース物件は浜銀ファイナンスが購入するため、リース物件の所有権は浜銀ファイナンスに帰属します。

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お取引の手順

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1.物件の選定 お客さまが、メーカー(ディーラー)と打ち合わせのうえ、物件の機種・仕様・価格・納期などを決定してください。
2.見積のご依頼 浜銀ファイナンスへリース料の見積を依頼される際には、メーカー(ディーラー)と打ち合わせのうえで内容の詳細がわかる物件見積書(写)をご提出ください。併せて、メーカー(ディーラー)の連絡先(担当者名)をお知らせください。
3.お見積 ご依頼の諸条件、お預かりした資料をもとにリース料を試算し、お見積書を提出します。
4.お申し込み 浜銀ファイナンスが提示する見積条件で了解されましたら、リースをお申し込みください。その際、会社経歴書、財務諸表(3期分)などの資料をご提出ください。
5.審査 提出された資料をもとに、浜銀ファイナンスにて審査をおこないます。
6.ご契約 お客さまとの合意内容に基づいて、リース契約を締結します。
7.発注 浜銀ファイナンスがメーカー(ディーラー)と売買契約を締結し、物件を発注します。
8.納品・検収 リース物件は、メーカー(ディーラー)からお客さまへ納入します。お客さまは物件の検収の完了後、浜銀ファイナンスあてに所定の物件借受証をご提出ください。同書記載の物件受領日がリース開始日となります。
9.物件代金決済 浜銀ファイナンスからメーカー(ディーラー)に物件代金を支払います。

動産総合保険

リース物件には、偶発的な事故による損害を担保するため、動産総合保険を付保します。

固定資産税

リース物件の固定資産税は、浜銀ファイナンスが申告から納付までおこないます。

物件の保守・管理

物件の保守・管理につきましては、ご購入の場合と同様に、お客さまが費用をご負担ください。

リース期間満了のお取り扱い

リース期間が満了し、お客さまからのリース契約終了の意思表示がない場合には、自動的に再リースに移行します。

中途解約

物件の滅失等による使用不能などの場合を除き、お客さまからの申し出による中途解約はできません。